障害児に個別カルテ導入へ

文部科学省が子供個人の障害や健康状態を把握し、それについての個別カルテの作成を学校側に対し義務付けるようです。

 

障害ある子の「カルテ」義務化 小中高共通、学校が作成

障害のある子どもを小学校から高校まで一貫して支援し、進学や就労につなげるため、文部科学省は進学先にも引き継げる「個別カルテ(仮称)」を作るよう、各校に義務づける方針を固めた。通常学級に通う比較的軽い障害や発達障害の子どもも対象で、2020年度以降に導入する。

個別カルテには子どもの障害や健康の状況、保護者と本人の希望や目標などを書き込む。卒業後は進学先に渡し、これまでの子どもの状況を把握してもらう。

引用元:朝日新聞デジタル
http://www.asahi.com/articles/ASJ4W44NXJ4WUTIL01Z.html

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ようやく国が本腰を入れた?

これも発達障害の児童が増えてきたという背景があるからなのでしょう、国も本腰になってこの問題に取り組め始めたということなのでしょう。

「個別の指導計画」と「個別の教育支援計画」について(文部科学省)

確かにこの取り組みは、児童の個性を尊重するという視点からは評価できると思います。

 

 

ただ、発達障害のような軽度の障害については、どの程度まで踏み込んだ指導計画ができるのかという不安はあります。何故ならば、医師との連携なしには発達障害かどうかの診断、そして対処はできないからです。

 

教育現場だけでは限界があるのでは?

また、いずれ個別カルテが義務化された場合、これをすべて学校側に押し付けるのはちと大変な気がしないでもないような……。発達障害に関する知識の乏しい教師が、果たして本当にその児童の指導を適切に行えるのかどうかはやはり疑問です。

大人子供関係なく、発達障害者と付き合うのはとても大変なことです。

コミュニケーションがうまく確立されないのですから、どうしても人間関係にすれ違いは生じるからです。子供や家族ならその理解も得られるかもしれませんが、第三者から理解を得られることはなかなか難しいでしょう。

 

 

今後、どのようにして発達障害という障害か認知されていくのかはわかりませんが、幅広く認知されるにはまだまだ時間はかかると個人的には考えています。もちろん、この障害に対する理解も同様です。

発達障害の教育、指導。これを本当に実践させていくならば、学校、専門医療機関、そして何より家庭と、これらが三位一体となって取り組む必要があるように考えています。


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