発達障害児は本当に増えているのか?

先日、こんな記事を見かけました。

 

クラスに2人が発達障害? 子ども達の現実

皆さんは、わが子の子育てで「どうしてうちの子だけ、こんなに手がかかるの?」と戸惑ったことはありませんか? あるいは、子どもの友達やクラスの子に「言葉や行動が乱暴でちょっと気になる子がいて…」という経験はないでしょうか。

とにかく落ち着きがない、友達の輪に入れない、着替えなどが身に付かない、忘れ物ばかりする、トラブルが多く先生に怒られてばかり――。そんな子ども達の「気になる」「困った」「どうして!?」という姿の背景には、実は「発達障害(発達の偏り)」による困難さがあるのかもしれません。

引用元:日経DUAL
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=8381

 

少し前に似たようなニュースのことを記事にしましたが、このニュースはもう少し突っ込んだ内容になっています。

 

 

ソース先で詳しい数字が記載されていますが、おおよそクラスに2人が発達障害の子供がいるとのこと。

そこで先日記事にした通級指導の話に結びつくんですが、そうは言われても、果たして本当に発達障害の子供が増えているとは一概には言い切れないと思います。

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今に始まった話ではない

まず第一に、昔からそのような子供というのは一定数いたということです。

私が小学生の頃にも、今でいう発達障害のような行動を取っていた子供は実際にいましたし、何も特別な存在ではありませんでした。

むしろそれが「個性」のように捉えていた部分んもありますし、少なくとも隔離されるほど学校生活や授業の邪魔にはなっていませんでした。

 

 

そしてこれが大きなポイントだと思うのですが、その問題行動を起こしている子供全てが本当に発達障害なのかどうかということです。

 

発達障害の診断は誰がしたのか?

そもそも発達障害とちゃんと診断できる医師の数は非常に少ないです。

昔よりは増えたと言っても、小児神経専門医は全国で1000人程度しかいませんし、その医師全てが発達障害と診断できるとも限りません。

小児神経専門医のいる施設について(日本小児神経学会)

にもかかわらず、学校側では問題児=発達障害と医師の診断を仰ぐことすらせず、いち教師の独断で勝手に発達障害と決めつけられてしまう子供も中にはいるんです。

発達障害かどうかを診断できるのは専門医のみであり、学校の先生ではありません。

ここで危惧されるのは、その先生が「この子供はおかしいから障害がある」と自分勝手な判断をしてしまわないかということなんです。

もし、そのように勝手に判断されていては、発達障害と呼ばれる子供が増えるのも無理はありませんよね?

 

教師と親の育成にも問題はある

近年は、いわゆる教師の質や指導力が著しく低下していると囁かれています。

また、親の子に対する育児や躾も同様で、きちんと育てられないまま成長してしまう子供が増えているように感じています。

例えば病院のような公の場所では騒いじゃダメとか、当たり前のことすら守れない子供は年々増え続け、さらに言えばその間違いを正しく叱れない親も増えています。

そんな社会的背景があるわけですから、問題児=発達障害と決めつけるのはいささか早計ではないでしょうか?

要するに、障害云々を疑う前に、親の子育て自体に問題があるんじゃないかということを言いたいんです。実際、そういう親はゴマンと見てきてますからね(苦笑)

晩婚化が原因で発達障害児が増えているという事実もあるにはありますが、問題があるから発達障害と決める前に、もっとするべきことは他にあるように思うんですね、個人的には。

発達障害はまだまだ謎が解明されていない障害であり、非常にデリケートな問題を多く含んでいます。

だからこそ、より慎重な見極めが必要なんですが、何でもかんでも発達障害と決めつける風潮だけにはなって欲しくはないものです。

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