自閉症スペクトラムの人は短命!?

ちょっと気になったニュースがありました。

それは、「自閉症スペクトラムの人は平均よりも短命」という研究結果を、スウェーデンのカロリンスカ研究所が発表したというニュースです。

自閉症スペクトラムの人が平均より18歳も短命な理由とは?

「対人関係の形成が難しい」「ことばの発達に遅れがある」「想像力や柔軟性が乏しく、変化を嫌う」という基準で診断される自閉症スペクトラム(ASD)患者は、健康的な人の平均寿命と比べて平均18年も寿命が短いということを示す研究結果をスウェーデンのカロリンスカ研究所が発表しました。

引用元:Gigazine
http://gigazine.net/news/20160405-autism-spectrum-short-lived/

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短命な要因は自殺

どうして短命なのか、記事を読んでみるとどうも自殺が深く関与しているようですね……。

自閉症スペクトラム(ASD)の人は社会環境に上手く対応することができないので、一般的な人よりもストレスをたくさん受けます。

 

 

そしてこのストレスが溜まりに溜まってしまうと、自ら命を絶つという選択肢を取ってしまうのでしょう。

いや、そういった選択肢しか残らなくなるからなのかもしれません。

 

二次障害がエスカレートした結果

確かに我が家の場合も、危なっかしい時期が何度も訪れました。

要するに自閉症スペクトラムが起因となる二次障害、妻の場合は鬱やパニック障害が顕著に現れ、それがエスカレートして自傷行為に走ってしまったことがあります。

幸いにして最悪のケースに至るまではいきませんでしたが、もしこれが妻一人でいる時に起こっていたらと考えると……今でも胸が詰まる気持ちになります。

 

支援の前に理解が必要だが……

だからこその「支え」は必要だとは思うのですが、自閉症スペクトラムの人はどうしても社会的に孤立化しやすく、その悩みを誰にも理解されることなく過ごしてる人が大多数なのではないでしょうか。

となれば残された道は自殺しかなくなる、と。何だかやりきれませんね……。

 

 

本音を言えば、一日も早く自閉症スペクトラムという障害を広く認知してもらい、社会的な理解を求めたいところなのですが、現状はそうではありません。「馬鹿」とか「変人」といったレッテルを貼られるだけで、社会的に爪弾きにされてしまうケースがほとんどです。

こと寛容性を失った強い現代社会では、その傾向がとても強いように感じています。

ただ、実際に自閉症スペクトラムの人と普通の人が一緒になって社会生活を営んでいけるかというと、それもまた疑問でありまして、この部分の話は慎重に考える必要はあります。

「障害者を理解しよう〜」なんて建前だけでは、何の解決にもなりませんからね。


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