親のエゴでは障害を抱えた子供は育たない

発達障害だけに限らず、ハンディキャップを背負った子供達はたくさんいると思いますが、果たして普通学級に通うことがその子供自身にとって本当に望ましいことなのでしょうか。

 

障害ある子も共に学ぼう 普通学級を諦めないで 来月、八千代と千葉 /千葉

発達の遅れやハンディキャップのある子供たちが地元の保育所や幼稚園、小学校の普通学級で学べるよう支援しているボランティア団体「やちよ保育・教育を考える会」(高橋久美子代表、八千代市)と「共に育つ教育を進める県連絡会」(橋本智子代表、千葉市)が9月、障害のある子の親を対象に普通学級入学のための相談会を開く。【渡辺洋子】

引用元:毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20160827/ddl/k12/100/066000c

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親ではなく、子供目線の教育が大切

ところで以前、私はこんな記事を書きました。

 

 

同じ話を繰り返すようで恐縮ですが、障害を抱えた子供を普通学級に通わせることは必ずしも本人にとってプラス材料になるとは限りません。

さて、先のニュースの記事中にありましたが、

 

高村さんは「4月に障害者差別解消法が施行され、呼吸器をつけるなど医療的ケアが必要な子供には看護師が配置されるようになり、重度の子供たちも普通学級に入りやすくなった。でもまだまだ悩んでいる人も多い。最新情報を伝えるので気軽に電話してほしい」と話している。

 

障害を抱えた子供が普通学級に入りやすくなった面はあるにしても、そうなった場合、健常者である子供に与える影響はどう考慮するんでしょうか。

 

 

看護師がつきっきりで障害児の面倒を見る分には構いませんが、何かしらの問題が生じた場合、健常な子供にストレスを与えるようなことがあっては本末転倒ですし、健常な子供の立場が蔑ろにされてしまっては、それこそ差別問題につながります。

あくまでバリアフリーを訴えるのならば、障害者ぱかりを優先させるのではなく、健常者のことも「平等」な目で見守る必要がありますし、もし親の世間体やエゴだけで普通学級に通わせたてというならば、それは子供に対する立派な虐待になるんじゃないでしょうか?

 

※イメージ画像

 

子供の健全な成長を願うのであれば、別に無理に周囲に合わせてあげる必要もないんです。

もちろん、最低限の教育や躾はするべきだとは思いますが、初めからできもしないことを無理強いさせては、育つものも育たなくなりますからね。

 

身の丈にあった教育を受けさせる

私事で恐縮ですが、発達障害の私の姪っ子は普通学級に通ったことで激しいイジメを受けてしまい、結果的に不登校になったという過去があります。ついでに言えば、学校側から一方的に「問題児」というレッテルを貼られてしまいました。

当時は発達障害に対する認知度がまだまだ低く、そのような子供向けの教育の場がなかったので致し方ない部分はあったのですが、もし今のように発達障害への理解が進み、専門の教育現場、いわゆる特別支援学級のような場所があれば迷うことなくこちらに通わせていたでしょう。

 

※イメージ画像

 

最近はやたらと「差別を無くそう」といった風潮がありますが、その風潮が強まることで、逆に新たな差別問題を増長させる可能性があるということを忘れてはいけません。

繰り返すようですが、障害を抱えた子供には「身の丈にあった教育」を受けさせてやることが親の一番の務めです。エゴや世間体、親の価値観だけで普通学級に通わせるのではなく、しっかりと子供の気持ちを汲み取った上で適切な判断をしてほしいものです。

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