新幹線殺傷事件の小島一郎容疑者は自閉症だから事件を起こしたのか?

6月9日に起こった新幹線内での無差別殺傷事件は、連日連夜ニュースとなり各方面を騒がせています。

 

出典:http://blog.livedoor.jp/qmanews

 

時間の経過とともに容疑者の素性が明らかにされているようですが、やはり気になったのは「自閉症」「発達障害」といった言葉でした。

となれば、世論的に「障害のせいで凶行に及んだ」という流れになるのは必然でしょうか、また一つ発達障害に対してのイメージが悪化していることだけは間違いありません。

自閉症が事件の原因?

で、この小島一郎容疑者が事件を起こした際、真っ先に「容疑者自閉症?」と見出しを打ち、さも自閉症であるがために事件を起こしたかのようにミスリードを誘った新聞がありました。

それはあの毎日新聞です。

 

 

この件についてはすでに記事が訂正されたようですが、私もそのニュースを目にした時は大きな疑問を感じずには入られませんでした。

 

 

このおかげで「自閉症は害悪」というイメージが付いて回っただけでなく、自閉症という発達障害に対する誤解を多くの人々に植え付けてしまった感があるのは否めません。

いくら日本のマスメディアが地に堕ちたとはいえ、これはあまりにも軽率な記事だったと思います(呆)

 

自閉症=悪というイメージが植えつけられる

この小島一郎容疑者は両親との折り合いが合わず、中学生の頃より自立支援施設で生活をしていたそうです。

 

 

何かしらの障害があったことは間違いはないとは思いますが、それでも障害と事件の因果関係があるのかはわかりません。

しかしながら、

 

「自閉症=悪」

 

という論調は薄まることはなく、そこで私が思ったのは、

 

ああ、世間一般のイメージってその程度なんだな……

 

ということでした。

 

 

まぁ日本人の民族性を鑑みればこうなることは明白だったのですが、こればかりは仕方ないことなのかもしれませんね。

 

浅薄な思考回路

本来であれば、障害云々とは関係なしに、なぜ小島一郎容疑者がこのような凶行に及んだのかを考えなくてはなりません。

犯行の動機については警察の捜査で少しずつ明らかになっていくものと思われますが、憶測や妄想だけで論ずるべき事件ではないことだけは確かです。これだけの大事件になったのですから。

ただ、大手の新聞ですらあんな論調だったわけですし、今もネット上で拡散され続ける「自閉症が原因」という論調の勢いはとどまることを知らず、自閉症はもとより発達障害者に対してさらなる差別問題を生じさせています。

何でこうも事件の本質を考えようとしないのか、浅薄な考えを持つ人間がこうも多くいることに違和感を持ったのと同時に、ただならぬ疑問を感じる部分がありました。

 

本質はどちらも……

さて、小島一郎容疑者は警察の取り調べに対してはこう話しています。

 

小島容疑者は「新幹線の中で殺意を持って人を刺したことは間違いない」と容疑を認め、調べに「むしゃくしゃしてやった。誰でもよかった」と供述しているという。

引用元:朝日新聞

 

実に自分勝手で短絡的な考えですよね……。

ちなみに、こう短絡的に考えてしまうのも発達障害の特徴でもあります。私の妻を見ているとよくわかるんですが、思慮が浅いというか、パッと思いつきで言葉を発したり行動しちゃうことがとても多いんです。

 

 

目にしたモノを額面通りに受け止めてしまうのが特徴……と、ここで何か気づいたことはありませんか?

そう、思慮が浅く目にしたモノを額面通りに受け止めてしまうということは、

 

新聞の見出しに簡単に釣られる奴も容疑者も本質はどちらも同じなんだよなぁ

 

ということなんです。これが一体何を意味しているのか、ピンと来た方は多いでしょう。

最後になってしまいましたが、この事件により亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げます。これは本当に辛すぎます……。

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Posted by チャーリー