少しずつ明らかにされる植松聖容疑者の素性

相模原殺傷事件から3日が経ちましたが、少しずつ植松聖容疑者の素性が明らかにされていますね。

 

地検に送検される植松聖容疑者 出典:mera.red

 

その前に、こちらの記事で書いたことを訂正します。

 

事実、社会人になってから彫物(刺青)を入れたり、馬鹿げた画像をツイッターで発信したり、まともな倫理感や品性のかけらもない人間だということが感じ取れます。

 

刺青を入れ始めたのは大学に入学してからだそうです。

 

スポンサーリンク

生い立ちから措置入院に至るまで

こちらのニュースに書かれていますが、

 

「聖くんの夢はずっと小学校の先生になることでした。地元・相模原の公立高校を卒業したあと、
“教員免許がほしいから”といって都内の私立大学に進学。教職課程をとっていました」(植松容疑者の友人)

しかし、この頃から、植松容疑者の様子は変わっていった。

「はじめはワンポイントで刺青をいれたんです。よほど気に入ったのか、背中から胸、腕にかけて、どんどん彫り足していきました。
“彫るのにお金がかかってしょうがない”なんて言ってました」(別の友人)

引用元:NEWS ポストセブン
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160728-00000002-pseven-soci

 

どうも大学へ入学してから様子が変わっていったようです。いずれにしても救いようのない人間ではありますが。

さて、植松聖容疑者の生い立ちは上の記事中に書かれています。この要点をまとめると、

 

  • 父親は図画工作の教師
  • (その親の影響なのか)教師を目指すために大学へ進学
  • 教職員免許取得は叶わなかった
  • 大学卒業後は大手飲料メーカー関連の配送会社に勤務
  • 「給料が安い」からの理由で配送会社を退職
  • 2012年12月に津久井やまゆり園に非常勤職員として勤務
  • 翌年4月に常勤職員になる
  • 2016年2月19日に同施設を退職

 

この津久井やまゆり園を退職した理由は、「重度の障害者は安楽死させたほうがいい」という問題発言をしたためで、その後、植松聖容疑者は施設職員の通報もあり措置入院させられることになった、という次第です。

 

措置入院後の植松聖

措置入院は12日程度にとどまり、その後植松聖容疑者は「条件付き」で退院するわけですが、その条件とは「両親の元で暮らす」ことだったそうです。

さて、植松聖容疑者の両親は八王子市に住んでいますが、容疑者本人は相模原市緑区に居住し続けていました。

ということは、この条件を反故にしたということになりますよね。

数年前から家族間のトラブルが絶えなかったとの話もありますが、これではあまりにも親が無責任すぎるのではないかと思います。各種機関より「危険人物」としてマークされていたわけですから。

さて、そんな危険人物である植松聖容疑者ですが、津久井やまゆり園での勤務姿勢はどうだったのかを少し調べてみました。すると、私の思っていた通り「悪ノリ」をしていることもあったようです。

 

しかし、植松容疑者は、働き始めて2カ月もたたないうちに、ちょっとしたトラブルを起こしたという。

障害者の手の甲に、黒のペンでいたずら書きをしたという。

津久井やまゆり園の入倉 かおる園長は「軽い気持ちで描いてしまったと。本人は反省を言ってましたけども、今を振り返ると、やはりこの相手の人たちを、軽く見てるといいますか、尊厳を大切にしていない態度が、そのころからやはりあったのかなと」と話した。

引用:障害者施設襲撃 男、障害者にいたずら書き「軽い気持ちで…」(ヤフーニュース)

 

「軽い気持ちで」とありますが、それではこの仕事は務まるはずはありません。どんな行動であれ障害者を「オモチャ扱い」したのですから、この段階で植松聖容疑者はこの仕事に対し「不適格」という判断をするべきだったのではないでしょうか?

 

辞めさせるにも辞めさせられない事情

……とは言っても、辞めさせられるにも辞めさせられない事情はあったのでしょう。

津久井やまゆり園(相模原市緑区千木良)という施設はとても辺鄙な場所にあります。

交通手段は車だけですし、正直なところ、遠方から勤務する人は少なかったと思います。(私は植松聖容疑者と同じ区内に住んでいますので、その辺の事情はよく理解しています)

事実、冒頭のニュースの中にはこんなことが書いてありました。

 

「この集落周辺の人々は、52年前にできた『やまゆり園』に経済的に依存しているところがあります。住民の雇用先であり、理髪店や食料品店などにとっては取引先です。もしかして植松くんは、“やまゆり園の入居者たちに自分の大切な地元が支配されている”という妄想を抱いたのかもしれません。だから、知的障害者の人に敵意を抱いたのか…」

 

そんな背景もあり、地元民である植松聖容疑者に対して思い切った手段を取れなかった部分も少しはあったんじゃないでしょうか。

こうして考えると、この業界につきまとう人材不足も事件の一因となった部分はあるでしょう。

また、津久井やまゆり園の給料が低すぎるといった話題もあるようですし、これもまた福祉業界が抱える人材不足の深刻さを物語っているような気がします。

 

 

ここだけの話、あのあたりはこれでも高給な部類に入るのではないかと。むしろ、仕事があるだけマシといった具合です。本当に閉鎖的な場所なんですよね、千木良ってところは……。

話は逸れてしまいましたが、何れにしても植松聖容疑者が犯行に及んだ動機を考えるには、単なる個人の人格や家庭環境だけで判断するのではなく、もっと別な角度から検証する必要があるんじゃないでしょうか。少なくとも私個人はそう考えています。

スポンサーリンク

気になるニュース

Posted by チャーリー