アスペルガーと妄想

以前も少しだけお話ししたと思いますが、アスペルガーと妄想についてもう少し掘り下げた話をしてみたいと思います。

 

 

妄想することは人間誰だってあると思うんですが、私の妻の場合、この妄想が原因となって自分自身を苦しめてしまうことがあります。

ところで妄想と聞くと、統合失調症の疾患と思い浮かべる方もいると思いますが、妻の場合はその妄想が膨らむことで苦しむのではなく、妄想と現実とのギャップが生まれた場合にシッョクを受けて落ち込むことが多いんです。

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自分勝手に落ち込んでしまう

例えば、夕食の献立を考えたとしましょう。

妻は何を買おうか、何を作ろうかとあれこれ考えているうちに、自分の好きなものに執着するようになります。(こだわり)

で、その考えがやがて妄想へと変わると、それこそ我が家の食卓には並ぶはずもないような高級料理や、妻が絶対に作れない洒落た料理が食べられると「思い込んでしまう」のです。

そこで妻はハッと我に帰るのですが、それと同時に「こんなの買えない」「これは作れない」という結論に達しますので、今までの自分の考えが無駄なことだと悟り、そこでガクンと凹むということがよく見受けられます。

 

 

そして一度凹んでしまうとなかなか立ち直ることができません。

「私の考えは馬鹿馬鹿しい」とか、今度は自己嫌悪に陥ってしまい、最悪の場合これがきっかけとなって鬱になることもありました。

 

「こだわり」が強くなると妄想に変わる

また、妻は

 

私がこう言ったら、相手はこう返事をする……

 

と、決めつけてしまう部分もあります。

再び食べ物の話になってしまいますが、妻が

 

今日の夕飯は何を食べる?

と私に聞いてくるとき、すでに妻の中では食べたいものが決まっているらしく(ここが妄想)、妻の妄想した通りの答えが得られないとやはり凹んでしまうんです。

「だったら初めからそう言ってくれよ〜」と思うのですが、ここら辺がまたアスペルガーゆえのコミュニケーション能力の足りなさなのか、うまくいかないところです。

 

妄想とどう付き合うか

アスペルガーの人は人一倍強い「こだわり」を持って生きています。

そしてこの強いこだわりの度が過ぎると、やがてこだわりが妄想へと変わり、最終的には妄想が具現化してしまうといった特徴があるように私は感じています。

そういった具合なので、私の場合は妻の持つ疑問にすぐ答えられるよう、常にたくさんの「引き出し」を用意してコミュニケーションできるよう臨んでいます。

そうすればお互いに凹むことも少なくなりますし、鬱やパニックになる回数も多少は減るんじゃないかなと考えていますが、そもそも妻の妄想を「予測」することもまた大変なので、今後はそこをどう改善させるかがコミュニケーションを円滑にするポイントになりそうですね。

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アスペな妻の特徴

Posted by チャーリー