アスペな妻が否定的になる原因

妻と会話をすると、よくこんな言葉を使います。

それは、冒頭に「でも」「だけど」という否定的な言葉です。

 

 

これもアスペルガーの特徴なのでしょうか、私の話を汲み取れない部分があるので、どうにもその「でも」「だけど」を多用する傾向が強いです。

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妻との会話例

以下は、買い物に行かなければ夕食が無いといったシチュエーションでの会話例です。

 

今日の夕飯は魚にしようか?
でも、買い物に行ってないから魚は無いよ
それじゃスーパーに買いに行こうか
だけど売ってるかわからない
それじゃ、とりあえずスーパーに行ってみてから夕食を決めようよ
でも、私は魚が食べたいから
……!?

 

最初のやり取りまでは普通だと思います。

私が夕食に魚を食べることを提案したところ、それに対し妻は「魚は家には無い」と言っているのですから、特にコミュニケーション上の問題点は見られません。

 

 

で、問題は次のやり取りからです。

私が「スーパーに買い物に行こう」と提案すると、妻は「だけど〜」とスーパーに行くことをためらう発言をしています。

そんな妻の言葉を聞くと、私は「あまりスーパーに行きたくないのかな?」と考えたわけですが、スーパーへ行かない限りは夕食が食べられないので「スーパーに行って決めよう」と新たな提案を妻に持ちかけます。

そこでも妻は「でも〜」と否定するんですが、どういうわけかその後に「私は魚が食べたいから」と発言します。

多分、冒頭での会話を忘れてしまうのでしょう、最終的な結論を出す頃には全く会話がかみ合わなくなってしまうんです。

 

否定ばかりが続いて結論が出せなくなる

ただ、最後の妻の一文を汲み取る限りでは、妻の中では「夕食は食べたい」という気持ちはあるわけでして、その中で「魚を食べたい」という意思表示はきちんとしています。

この「食べたい」が妻の意思なんでしょうけど、その意思を伝えるまでに私の提案をことごとく否定してしまっため、結果的に妻の意思が伝えにくくなってしまうことが多いんです。

ちなみに、健常者同士であれば

 

今日の夕飯は魚にしようか?
でも、買い物に行ってないから魚は無いよ
それじゃスーパーに買いに行こうか

そうね、とりあえず買い物に行ってから考えようかしら

 

てな具合に会話はすぐに完結すると思いますし、きちんと言葉のコミュニケーションはとれるでしょう。なぜならば「そうね」と肯定する意思を相手に伝えることができるからです。

こういった何気ない日常会話の中でも、アスペルガー症候群のコミュニケーション能力の不足さを感じ取ることができます。

 

アスペ特有の「こだわり」が否定させている?

何でこうも妻が否定的になるのかはよくわかりません。

障害のせいなのか、それとも性格なのか、私は色々と頭を悩ませていますが、これは前者である可能性が高いように考えています。

 

 

まず、アスペルガー症候群の人は強い「こだわり」があります。

さらに言うと、自分の持つ「こだわり」以外は認めないといった部分も見受けられますので、たとえ同じような提案をしたとしても、アスペルガー本人の意思と100%合致しなければすぐに相手の提案を否定してしまう傾向があるんです。

そこでもう一度、冒頭での私の妻のやり取りを思い返してみましょう。

妻の意思は「魚が食べたい」です。

ただ、家には魚が無いので、魚を食べるにはスーパーへ買い物に行かなければなりません。
つまり、私の

 

今日の夕飯は魚にしようか?

 

という言葉だけでは伝え方が不十分だった、ということなんですね。

要するに「スーパーへ買い物に行く」という表現を言葉にしていないため、妻の意思と100%合致せず、妻は「でも」と私の言葉(提案)を否定してしまうのです。

なので、この場合の正解は

 

今日は夕飯が家にないから、スーパーに行って魚を買って食べようか

 

となるんです。

もちろん、これは妻が「魚を食べたい」時の回答であり、魚でなければ同じように会話はかみ合わなくなってしまいますけどね(苦笑)

 

否定ではなく意思表示

こだわりがあるが故の否定的な言葉。あれもダメ、これもダメでは健常者(定型)側からすればたまったもんじゃありませんが、アスペルガーの人が発する否定的な言葉は、決して相手を否定しているわけではありません。(そう思いたいです・笑)

 

 

要するに、自分のこだわりと異なっているというだけの、「私は違う考えを持っている」といった単なる意思表示の一つだったんですね、この「でも」「だけど」といった類の言葉は。

正直、私はそれに気づくまでは相当なストレスを抱えていました。

否定的な言葉を多用するあまりコミュケーションが阻害されてしまう……なんとも厄介で面倒なことですが、これもアスペルガーの人の特徴。今はそう割り切って妻とのコミュニケーションをとるようにしています。


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Posted by チャーリー