整理整頓好きな妻

あまりネガティブな話ばかりをすると「アスペルガーってダメダメな障害じゃん」てなことになりかねませんので、妻のいい面の話をしてみたいです。

 

 

妻はとても整理整頓好きです。無論、これはアスペルガー症候群からくる特徴なのですが、これは生活をする様々な場面でプラスに働きます。

キッチン用品から始まり、洗濯物や本、そして細かい日用品など、妻は何がどこにあるのかを全て把握し、それを綺麗に整頓してくれます。

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家事は完璧にこなす

そもそも私がだらしないというのもあるんですが(笑)、ことあるたびに妻は何かを片付け、そしてマメに掃除をして快適な空間を作ってくれるので、家で仕事をする私としては何かと助かっています。

要するに、一言で言うと家事に関してはパーフェクト。何をするにしても時間はキッチリとしていますし、ゴミ出し等も完璧にこなすんですね。

多分、妻本人にしてみればそれが好きでやっていることなので、苦労どころか「楽しみ」としてやっている部分はあるのでしょうけど、多くの主婦が「面倒くさい」と思うようなことでも嫌な顔一つ見せない妻の姿には、ある意味感動すら覚えます。とにかく働き者な妻。その点に関してはとても感謝しています。

 

 

聞こえは悪いですが、家事というのはある意味単純作業です。

それを黙々と繰り返すのは相当大変なことだとは思うのですが、こういった単純作業を苦にしないというのもこの障害の特徴の一つなので、その辺が上手く噛み合ってくれているんでしょうね。

 

障害者施設でのエピソード

そうそう、この家事で思い出したことがあるんですが、私が障害者施設のグループホーム勤務をしていた頃に、やはり家事をきちんとしてくれる人がいました。

その方は、Oさんという私と同年代の自閉症の男性です。

グループホームの仕事の大部分はその家事に追われることになるんですが、私が働いていたグループホームでは家事をほとんどする必要がなかったんです。

もちろん全部が全部ってわけではありませんが、そのOさんがほとんどの家事をこなしてしまうからです。周りの職員さんにもそれは周知のことだったらしく、

 

職員さん
Oさんがいるから、あそこのホームは仕事がとても楽だよね〜

 

ともっぱらの評判でした。

そして何より驚いたのは、私が自分のバスタオルを忘れた時に、すぐにOさんがバスタオルを洗濯をしてくれて私に手渡してくれたことです。

 

 

そもそも、そのバスタオルが誰のものかは解らないはずなのに、何で一発で私のものだと解ったのか、本当に驚きました。

きっとOさんなりの整理整頓パターンがあったのでしょうか、他の同居している人のバスタオルでないと判断し、そこで私のものと判断したのか、と。

いやいや、私以外にも職員はいるわけですし、どうして私のものと判断したのか、恥ずかしながら今でもそれは謎のままだったりします。

 

障害特有の個性を活かす

ところでアスペルガーな妻もまた、厳密に言えば自閉症にあたります。何というか、今振り返ると妻とOさんには幾つもの共通点があるように感じていますが、その代表的な例が整理整頓なんですね。

障害を抱えていたとしても、普通の人より気の利いた行動をとることは珍しくはありません。

さらに言えば、普通の人が気付かないことに気付いてくれたり、面倒くさいと感じることを楽しそうにやってしまうというのは、なかなか真似の出来ることではありません。Oさん、そして妻にはただただ脱帽するばかりです。

人間には個性がありますが、それは障害者も全く同じなわけで、その個性が活かせる場面であれば健常者よりも優れた能力を発揮することもあります。

そして、それを生かすのも殺すのも環境次第。障害者だから何もできないと決めつけるのではなく、障害者だからこそ出来る部分を見つけてあげるのもまた、パートナーの役目なんだと私は考えています。

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アスペな妻の特徴

Posted by チャーリー