最初と最後で話がまるで変わるアスペルガーな妻の会話

アスペルガーな妻と会話でコミュニケーションをとるのは実に大変なことなんですが、その大きな理由の一つに「自分で何を言いたいのか忘れてしまう」ことがあります。

 

 

アスペルガーな妻は、目に付いたものや思いついたものをすぐに口に出してしまう癖(?)があるので、会話の「流れ」はいつも飛び飛びになります。

例えば、あるニュースの話題をし始めると、会話の途中でそのニュースとは無関係な事柄について説明してしまったり、そんなことが次から次へと怒ってしまうため、最終的に「あれ、何を話そうとしたんだっけ……?」となるんですね。

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会話の辻褄が合わない

そんな妻の会話についていくのは、正直なところ結構しんどいものがあります。

妻がアスペルガー症候群と知るまでは、なるべく全部の話を聞いてやろうと思い、妻の会話全てに耳を傾けていたのですが、なんせ話題が次から次へと変わっていくのですから、聞いている私も最終的には頭がパニック状態になってしまうんです。

具体的に言うと、こんな感じです。

 

今日は高速道路で事故があったんだよ
へえ、どこの高速で?
えーと、なんて言ったかなぁ……
覚えてないの?

 

あ、そうそう、そう言えばその高速 にあるサービスエリアでラーメン食べたことあるよね?

 

もうこの時点で会話が破綻してしまっているわけですが、妻はなおも話をし続け、最終的には

 

私はやっぱり◯◯のラーメンが一番好きだけど、あなたは?

 

と言った感じに、最終的にどこの高速で事故があったのかを私に伝えないまま会話を勝手に終わらせてしまうんです。

しかも、「事故の話→好きなラーメンの話」と内容が180°変わっていたりするのがなんとも……。

 

一人で勝手に会話を完結

これはアスペルガーの人にありがちな光景だとは思うのですが、会話のキャッチボールがうまくできないんですよね。

なんというか、アスペな妻は私という壁にボールをぶつけて跳ね返ってきたボールを受け取る、みたいな。少なくとも私のグローブにボールは投げ入れてくれないんです。

 

 

で、結局はいつものように会話を自己完結させてしまうのですが、妻の話を聞いている私にしてみると、なんだか私の意見や言葉をまるっきり無視されたような気分になってしまうので、時にはひどいストレスを受けることがあります。

最近はそんな妻の会話には慣れつつありますが、それは夫婦間だから成し得ることであり、一般社会でそんな会話パターンが通用するかどうかと聞かれればまず通用しません。

きっと多数の人は「何をわけのわからん話をしてるんだ!?」と眉を顰め、自然とアスペルガーな人との距離を置いてしまうことになるでしょう。

 

ある程度の訓練は必要

このコミュニケーション能力の欠如により、人の輪から外れてしまうことが、アスペルガーの人が生き辛さを感じる要因たど私は考えていますし、それは妻自身が一番よく理解していると思います。

 

 

ただ、頭でそう理解はしていても、いざコミュケーションを取ろうとすると思ったように実践できないのがこの障害の性質でもあるので、妻はとても頭を悩ませています。

妻のコミュニケーション能力のスキルアップにはまだまだ時間はかかりそうですが、我が家では

「頭で考えてから言葉を出そう」

というルールを作り、きちんと会話が成立するよう訓練しています。

まだハッキリとした効果は体感していませんが、そうすることで以前よりは会話がマシになったように感じています。

アスペルガーだからといってなんでもその障害のせいと片付けるのではなく、少しでも人並みの生活を送るにはやはり「訓練」なり「勉強」することは大切なんじゃないでしょうか。少なくとも私はそう考えています。

障害に甘えることなく、ある程度は「自立する」という目的を持ち、より健全な生活を過ごせるようにしたいものです。

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アスペな妻の特徴

Posted by チャーリー