相次ぐ障害者雇雇用の水増し問題で浮かび上がった「国の歪み」

次から次へと、よくもまあ出てくる障害者雇用の水増し問題。それも「障害者を積極的に雇用する社会を作る」と大きく掲げた中央省庁からしてこんな按配なのですから、開いた口がふさがりません。

 

 

もっともこの国のお国柄、こんな有様になってることは容易く想像できたわけですが、それにしてもお粗末というか何というべきなのか……本当に適当な言葉が見当たらないです(呆)

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うわべだけの法律

先に施行された障害者雇用促進法では、障害者差別の禁止だけでなく、一定数以上を雇用することが義務付けされました。

 

 

その内容はともかくとして、これでどう具体的に何が変わるのか、今までと何も変わらないだろうと思った方が多数いたのではないでしょうか。そう、

 

「役所には何も期待できない」

 

という考えや気持ちがあって。

で、大方の予想通り、いや、それ以上の醜態を晒してしまったわけですが、

 

「ノルマ達成のためには嘘をついても構わない=国民の目を欺いてま構わない」

 

と考える人間が集まる役所、突き詰めていけば政治屋が作った法律なんぞ、ハナから何の意味も効力も無いうわべだけの法律なんです。

実際、障害者雇用法に反した場合の罰則なんてたかが知れたものですからね。

 

 

この件だけに限らず、近年は「犯罪に対しての刑罰が軽すぎる」と囁かれていますが、この罰則についても全く同様なことが言えるでしょう。

だから叩けば埃がボロボロと出てくるんです。

 

国の意図

公務員は公僕であり、一番身近に垣間見ることができる「国の顔」です。

公務員の顔を見ればその国がどんな体を成しているのかがわかりますが、この障害者雇用の水増し問題の一件だけを捉えても、いかに腐敗し切っているかが嫌でもわかるんじゃないでしょうか。

と言うより、もう取り沙汰されてましたね。

 

 

要するに一言で言うと、

 

「障害者のことなんかどうでもいいってwww」

 

これがこの国の出した答えです。

恐らく、いや、この一件は頃合いを見て有耶無耶にされるのがオチ。政治家にしても公務員にしても、税金のオイシイところにしがみつく連中は、いつものようにほとぼりが冷めるのを待つだけです。

いかに国民を騙して自分たちの都合の良い社会にするか。今までも散々そうしてきたわけですからね。

 

障害者は国にとって「お荷物」

そんな連中ばかりなのですから、真剣に障害者雇用について考えるわけがありません。

むしろ余計な税金がかかる=自分らの食い扶持が減るぐらいにしか考えていないのですから、どちらに重きをおくかは一目瞭然ですよね?

仮に食い扶持が足りなくなれば、適当な理由を見つけて増税というカードを切るだけで済みますし、それについて文句を言わない国民の方が大多数と心得ている以上、それこそ「やりたい放題」です。

 

 

ま、それを許してしまう大多数の国民にも問題があるんですけど、その国民もまた同様な考えである以上、今後も障害者の社会的立場は何の変化もないばかりか、逆に虐げられる可能性も否定はできません。

 

無関心が差別や横暴を助長する

そんな国なのですから、障害者は社会生活を営む上で必然的に「腫れモノ」扱いされてしまいます。

で、「触らぬ神に祟りなし」という諺があるように、多くの人々は無関心を装いますが、実はこの無関心さが一番根深い問題でもあります。

障害者の差別しかり、税金問題しかり、そして行政に携わる人間しかり、なんというか、諦めの気持ちで生活しているのかなんなのか、それらの由々しき問題に対し声を大にするどころか、「自分らには関係ない」と黙りしてしまう人が大多数なんですよね。

 

 

例えば選挙の投票率の低さを見ればわかるように、あまりにも国民が政治に関して無関心でいるため、先にも書いたように、

 

「自分さえよければどうでもいいwww」

 

という身勝手な人間が政治に携わることになり、今のような歪んだ社会的構造になる、と。

問題が問題だけに迂闊なことはできないとは思いますが、せめて自分らでできる最低限の行動は起こすべきだと私は考えています。


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Posted by チャーリー