天皇陛下の「おことば」を聞いて

本日8月8日の午後3時から天皇陛下が「お気持ち」をビデオメッセージにて表明されましたが、11分間にも及ぶお言葉は、日本国民に対し何を伝えたかったのかを考えてみたいと思います。

 

出典:宮内庁

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天皇陛下のおことば

まず、陛下のお気持ちの全文はこちらから参照できます。(動画もあります)

 

 

やはりというべきか、天皇陛下は生前退位を強くお望みになられているご様子です。

そして天皇が高齢化し、「象徴天皇」としての務めを果たせなくなってしまった場合、国民の暮らしに大きな影響を及ぼすことを非常に心配されているお気持ちが読み取れたことと思います。

 

 天皇が健康を損ない、深刻な状態に立ち至った場合、これまでにも見られたように、社会が停滞し、国民の暮らしにも様々な影響が及ぶことが懸念されます。

更にこれまでの皇室のしきたりとして、天皇の終焉に当たっては、重い殯(もがり)の行事が連日ほぼ二ヶ月にわたって続き、その後喪儀(そうぎ)に関連する行事が、一年間続きます。

その様々な行事と、新時代に関わる諸行事が同時に進行することから、行事に関わる人々、とりわけ残される家族は、非常に厳しい状況下に置かれざるを得ません。こうした事態を避けることは出来ないものだろうかとの思いが、胸に去来することもあります。

引用元:宮内庁
http://www.kunaicho.go.jp/page/okotoba/detail/12

 

私はこのお言葉を聞いた際、なんとも形容しがたい「重み」を感じずにはいられませんでした。
おそらく陛下は、これでもご自身のお気持ちを十分にはお伝えできていないはずでしょう。

それでも私達日本国民を混乱させないよう一語一句を慎重にお選びになり、象徴としての天皇の在り方を「旧来の時代」ではなく「新時代」の観点から考え、そして理解するよう伝えてくれたことに、私は深く耳を傾けました。

 

重く真摯に受け止めたい

周知の通り、日本は今様々な社会問題を抱えています。

陛下がお言葉にされた「高齢化社会」もそうですが、未来、将来に対する国民の不安、そして現代の国民の経済状況など、それこそ数えだしたらキリがないぐらいの問題があります。

そんな先行きが不透明な現代日本の社会情勢に対し、陛下がこのようにお気持ちを直接的に国民へ伝えたのは異例中の異例なこと。なんたって平成の玉音放送な訳なのですから、今日の陛下のお言葉は重みがあったわけです。

今日の陛下の「お気持ち」を耳にし、どのくらいの国民が陛下の真意を汲み取ったかはわかりませんが、今の日本に対し大きな一石を投じたことだけは間違いないでしょう。

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Posted by チャーリー