私が障害者施設を辞めた理由

以前、私が障害者施設に勤めていたという話をしたと思いますが、なんで私はその仕事を辞めなくてはならなかったのか、ちょっとした裏事情を交えながらお話ししたいと思います。

 

私にとって最後の勤め。それがこの仕事でした。繰り返すようですが、本当にこの仕事は私にとって実にやり甲斐のある仕事でした。

しかし、現実と内情は私が考えていたことよりもずっとずっと摩訶不思議なものでした。

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恫喝、人格否定される振り返り

まず、3か月間の使用期間を終え、福祉法人の理事長を交えた振り返りを行いました。職場の所長からは「ものすごく厳しいことを言われるけど、それでも大丈夫だよ!!」とエールを送られていたのである程度覚悟はしていたのですが……。

確かにその所長の言うように厳しいことを言われました。いや、厳しいと言うよりはほとんど恫喝に近かったかもしれません(笑)

まあ、それでもその程度の恫喝なら何度も経験してきたことですし、心の中では「ハイハイ」と受け流していました。

しかしまあこの話が凄いのなんの。人格攻撃なんてのは当たり前で、それこそ私の生き方や価値観にまでツッコミを入れるぐらいなのですから、普通の人ならたまったもんじゃないでしょう。事実、私と同時期に入社した一人の男性は、この振り返り直後すぐに辞めてしまいましたから……。

さてさて、そんな恫喝が繰り返される中、思わず耳を疑いたくなるような言葉をかけられたのです。それは私の親についてでした。

 

度の過ぎた身辺調査

実は私の親は堅気ではありません。

堅気でないと言ってもヤクザや暴力団とかそういう道の人間ではなく、とある分野のプロスポーツ選手でした。もちろん今は現役を引退していますが、そんな親なので堅気ではない、ということです。

それはそれとして、どうやらその理事長は私の親の交友関係を調べたらしく、その中からとあるタニマチの存在があることを知り、それを私に対して言及してきたんです。

ここだけの話、プロスポーツ選手には必ずと言っていいほどタニマチが存在します。まあタニマチというのは相撲用語の隠語なのでわかりやすく言い変えますが、後援会であったり支援者といったスポンサーのことですね。

で、当然ながら私の親にもタニマチがいたわけですが、中でも一番付き合いが深かったのが、某広域指定暴力団の某傘下団体でして、そのことを理事長は突っ込んできたんです。

 

 

かといって、私とそのタニマチとは全くの無縁です。

そもそもその親自体と疎遠になっているのですし、親に面倒を見てもらっているわけでもありませんから、そんな話をしてこられたって迷惑なだけです。

というより、なんでそこまで調べる必要があるんだと、とても胸糞が悪くなったんです。いくらなんでも、勘ぐりすぎだろと。

そして次に出てきたのが政治の話です。ここで何故理事長が私の親のタニマチを疎く思うのか、初めて理解したんです。

 

仕事に政治を絡めるのは……

実はそこの福祉法人というのは、あの社民党の巣窟だったんです。

なんでも理事の全てが社民党員ばかりで、施設は選挙事務所を改築したものだったりとズブズブな関係。

また、これは後で別な職員さんから聞いた話なのですが、その肝心の理事長自身は革マル派だか中核派だかの出身で、どうりで社民党と繋がっているわけだと妙に納得しました。

「おいおい、今度は政治の話かよ……」と困惑するだけの私。

正直言って、仕事と政治は絡めて欲しくありませんでした。

そんな話を振られたって困るだけ。おまけに今度は、遠回しに「党員になれ」と言ってくる始末。これは一体どういうことなんだと考えた時、あることがピンと閃いたのです。

要するにここの社会福祉法人は、障害者施設、グループホームの運営というのを隠れ蓑とした政治活動を行っているいち政治団体に過ぎなかったのです。

それに加えて、障害者の選挙権すらも巧みに利用していたのです。言葉は悪いですが、政治がらみの貧困ビジネスをしている団体と言ってもいいでしょう。

 

障害者をダシにすることはできない

こんな場所でどう働けというのでしょう?

自分の心や生き方を、こんな阿漕な連中に売り飛ばしてまで働くことに何の意味があるのでしょうか?

そして、こんな連中に食い物にされる障害者達って一体全体何なんだよと、とても言葉では言い表すことのできない怒りと哀しみが激しく心の中で交錯しました。

その時、自然と涙が溢れ出たのはこういう背景があったからなんです。

ところで私は、そうして仕事を辞めた後でもウマが合った職員さんと連絡を取り続けていました。

その職員さんは実に私のことを気にかけてくれ、お互いに仕事の相談をしあったりもしましたが、その話の中で、この業界にはまだまだ知られざる闇が沢山あるんだなと知らされたのです。

その話はまた追々してみましょう。

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障害者施設で働く

Posted by チャーリー