本当に怖いのはアスペではなく二次障害

アスペルガー症候群という障害自体はそれほど厄介なものではありません。

それよりも、この障害が起因となって起こる二次障害の方がずっとずっと厄介です。

 

 

妻と結婚した当初より、私は妻の二次障害にずっと振り回されてきました。(今もそうですが・苦笑)

正確に言えば、アスペルガー症候群と診断される前は二次障害とは知らなかったわけですが、この二次障害のために職を失ったり生活が安定しなかったりと、とにかく苦労は絶えなかったです。

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二次障害って何?

ところで二次障害とは何なのかと言いますと、妻の場合は鬱やパニック障害、自傷行為等、人によってその症状は様々ですが、アスペルガーであるがゆえの精神的疾病に悩まされてしまうことを指します。

アスペルガーの人は他人とうまくコミュニケーションが取れません。それが様々な場面でストレスとなるのは火を見るより明らかなことでして、妻も同様、非常に多くのストレスを抱えていました。

そのストレスは、結婚以前からずっと受け続けてきました。それこそ、物心ついた時から色々と辛い思いをしてきたそうです。そりゃそうですよね。当時(昭和50年代)はアスペルガー症候群なんて障害は少しも認知されていなかったわけですから。

多分に、妻は「変わり者」として常に色眼鏡で見られてきたんだと思います。結婚するまでは。

また、水泳の方でも注目される存在だったのですから、悪い意味でも良い意味でも尚更だったと思います。

そんな環境で育ってきたのですから、結婚当時にはすでに身も心も憔悴しきっていた状態だったのでしょう。

もしかすると、好きと言う気持ちが強くて結婚したのではなく、今までの環境から逃げ出したいと思う気持ちの方が強くて私と結婚したのかもしれません。

 

「二次障害かな?」と思ったら

まあ、そんな話はどうでもいいんですけど、結婚してからしばらくの間は、その鬱やパニック障害といった二次障害にひどく悩まされてきました。

かく言う私も、妻がアスペルガー症候群とはつい最近まで知ることがなかったのですから、妻の二次障害は度々繰り返され続けてきたというわけです。

正直言うと、この二次障害が出てない時の妻は極めて普通の人です。アスペルガーということで少々気遣う部分はありますが、それも二次障害の酷さと比べれば鼻くそみたいなもんです(笑)

一緒に笑うこともできれば、買い物に行くこともできます。お互い、趣味に没頭することだってできますからね。

 

 

ただ、ひとたび歯車が狂ってしまうと……本当に厄介なのは二次障害の方なんです。

アスペルガー症候群の人は相当な割合で二次障害に苦しめられていると思いますが、幸いなことに、二次障害の方は病院で治療することが可能です。現に妻も、精神科に通院することで二次障害はかなり改善されました。

それだけでもずっと気持ちが楽になりますので、もし二次障害に悩んでいる人がいたら、精神科や心療内科に足を運んでみてください。

イマイチ乗り気でなかったら気が向いた時で構いません。これもまた、アスペルガーという障害と上手に付き合っていく方法の一だと思いますので。


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Posted by チャーリー