障害者手帳の申請と取得方法

発達障害の人が障害者手帳を取得する場合は、精神障害者保健福祉手帳を申請することになるのですが、その取得方法について説明したいと思います。

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まずは申請書を入手する

まずは申請書をもらうところから始めるのですが、これは各市区町村の担当窓口に取りに行くのが一番無難でしょう。

 

この担当窓口は自治体によって呼び方が変わるので、事前に都道府県や市区町村のサイトで調べてから取りに行くことをお勧めします。

また、この申請書を貰うのは本人でなくとも問題はありませんし、自治体のHPからダウンロードできるようになっています。

ちなみに東京の場合は東京都福祉保健局が行っていますが、ページは下記になります。

 

 

申請書を受け取ったら必要事項を書き込み、医師の診断書、本人の写真、マイナンバー、障害者年金を受給している場合はその写しを添えて窓口に申請します。

また、申請にあたっては家族や医療機関の関係者が代理で申請することも可能です。

 

申請には精神保健指定医の診断書が必須

さて、この時に注意したいのは医師の診断書です。

この診断書は、精神保健福祉法第18条に定められた精神保健指定医が書いたものでなければなりませんが、発達障害のみで申請する場合は、精神保健指定医ではなくその分野における専門医の診断書が必要となるので注意してください。

 

 

さらにこの診断書は初診日から6ヶ月以上経過したもの、かつ申請日から3か月以内に書かれたものでなければなりませんので、どのタイミングで診断書を書いてもらったらいいのか、担当医と事前に相談しておきましょう。

 

 

この申請が済んだら各都道府県、政令指定都市の精神保健福祉センターにおいて審査が行われるのですが、取得可能かどうかの判断は自治体によって大きく判断基準が異なっているのが実情で、同様に障害者等級も大きく異なってきます。(障害者年金を受給している人は必ず取得可能となります)

ちなみに、等級は以下のように分けられています。(東京都の場合)

 

1級 日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度

2級 日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度

3級 日常生活又は社会生活が制限を受けるか、日常生活又は社会生活に制限を加えることを必要とする程度

 

1級については容易に判断がつくと思うのですが、2級と3級の線引きが結構曖昧でして、例えば私の妻は3級になるのですが、全く同じ程度の障害で2級を取得している人がいたりと、正直こればかりはどちらに転ぶか全くわかりません。

 

 

この審査が通ると手帳が発行されるのですが、申請してから手元に届くまではおおよそ1〜2ヶ月程度かかりますので、気長に待ってください。

 

有効期間がある点に注意

無事に手帳が届いたら、そこで初めて障害者と認定されるわけですが、この精神障害者保健福祉手帳には有効期間があります。

この有効期間は申請受理日から2年間となっていて、有効期限の3ヶ月前から申請可能となり、申請は申請時と同じ書類と交付中の手帳の写しが必要となりますが、そこで再度審査が行われる点には十分留意しておきましょう。

何故かというと、再審査というぐらいなのですから、ここで等級が変わる人もいれば、障害者として認定されなくなってしまうケースもあるからなんです。

 

 

確かに鬱のような病気であれば、治癒する見込みがあるわけでして、病気が治ったのに手帳を持つのはおかしい、ということになりますよね? そういうことなんです。

 

まとめ

書類を揃えるのはちと面倒ですが、精神障害者保健福祉手帳の申請自体は意外と簡単に済ますことができます。面倒な点を挙げるならば医師の診断書が必要となるぐらいでしょうか。

病院によっては診断書を出し渋るところもあるそうですが、患者か医師のどちらかによほどの問題がなければ診断書は書いてくれるはずです。

また、確実に手帳を欲しいのであれば、手帳の取得方法に精通している医師に頼るのが良いでしょうね。

まずは何より、かかりつけの医師と手帳が取得可能かどうかを相談してから申請に臨むことを強くお勧めします。


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Posted by チャーリー