相性の良い医師を探す

アスペルガーで困るのはその二次障害です。鬱、パニックや強迫性障害、その形は様々ですが、この二次障害で悩む方は相当多いと思います。

そこで頼るのが病院なのですが、単に病院と言っても心療内科、精神科etc…これもいろんな病院がありますよね。

 

 

で、実際どこに行けばいいのか悩んでしまうと思うのですが、まず「通いやすい病院」をから探し始めるといいと思います。

その理由もまたいろいろあるんですけど、やはり病院は近いに越したことはなく、何か急を要することがあったらすぐに診てもらえる、という安心感を得られるのが大きなポイントとなるからです。

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医師とのコミュニケーションが取れるのか

とまあ病院についてはこれぐらいにして、ここで問題になってくるのは医師との相性でしょうか。

結婚当初から鬱や強迫性障害を抱えていた妻は、私の強い勧めもあり精神科に通うことを決めました。

ただ、アスペな妻にとって(当時はアスペとは知りませんでしたが)、見も知らない人間とコミニケーションを取るのは至難の技です。

その人間には当然医師も含まれているわけでして、妻にとっていかに相性の良い医師に巡り会えるかがとても心配でした。もしここで相性の悪い医師に診てもらったりすれば、二次障害が余計に酷くなってしまう可能性があるからです。

さて、幸いにして妻は初診から実に良い医師に当たり、適切な投薬が始まると順調に回復の方向に向かいました。

私もこれで落ち着けるとホッと胸を撫で下ろしたのですが、ここで予期せぬ出来事が起こってしまいました。

 

 

なんとその方が突然退職してしまったんです。なんの前触れもなしに。

通院して半年ぐらいの出来事だったでしょうか。当然今度は別な医師が妻を診てくれることになったのですが、すると、どうにも妻の様子がおかしくなったんです。

今振り返るとアスペルガーの症状が出たのかとも思いますが、新しい人とはうまくコミュニケーションが取れず、結果的に妻は再び病状を悪化させることに……。

「もう病院はいい」と訴える妻。ここで無理強いさせるのもなんですし、私はしばらく妻を静観することに決めました。

 

相性が悪いと鬱が悪化

そして次に妻が病院に行きたいと思い始めたのは、それから約5年後のこと。

今度は比較的大きな総合病院で外来医に診てもらうことにしましたが、これがとんでもない大ハズレな医師でして、妻は

 

病院なんかもううんざり……

とふさぎ込むようになってしまったんです。

私は、医師によってこうも変わるのかとただただ驚くだけ。正直なところ「詰んだな……」と感じました。そして、これならば病院なんか行かなかった方がマシだ、とも。

実際、それからの妻は多少良くなりました。

鬱にはバイオリズムのような波があるので、単にそのせいだったのかもしれませんが、妻にとっては下手に相性の悪い医師に診てもらうよりは、家でおとなしくしてる方がずっとずっと精神的負担が少なかったんでしょうね。この時、自ら「パートに行く」なんて言ったぐらいですから。

 

再び病院を探す日々

そしてさらに月日が流れること数年余り。いよいよ妻の調子がどん底に落ちてしまいました。

 

 

外に出ることすらもままならず、ただ「惰性で生きてる」だけの妻。

鬱もパニックも日に日に酷くなり、これはいよいよ本格的に「ヤバい!!」と感じた私は、妻を強く説得して再び精神科に行かせることにしました。

それが現在通院している病院なのですが、ここでようやく「大当たり」を引くことができました。

まさに三度目の正直といったところでしょう、病院というよりは小さな診療所なのですが、ここの先生は実に素晴らしい方で、コミュニケーション能力に難のある妻もすぐに心を開いて話ができるようになったのです。(この先生はアスペルガーのことも心得ていたのでしょう)

そして先生の尽力もあり、少しずつではありますが二次障害が確実に改善され、さらに言えば発達障害の病院を紹介してくれる等、我が家にとってまさに救世主のような存在となってくれました。(私もここで不眠の薬を処方してもらっています・笑)

 

穏やかな医師が良い

医師との相性は本当に重要です。

これは私見ですが、信頼出来る精神科医選びのポイントとして、ベテランであること、そして感情を露わにしない男性の医師の方が頼れるような気がしています。

私から見れば「同じことを言ってるはずなのに」と思ったりもしましたが、アスペな妻からすれば全く別なことなので、病院の規模や医師の診断云々よりも、まずは何より相性を重視させなければいけないと痛感しました。

二次障害を改善させるには、なにはともあれ相性の良い医師を探すことに尽きるでしょう。

くどいようですが、本当に重要なんです、相性ってのは。

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ASDに関する情報

Posted by チャーリー