アスペルガーでも障害者手帳の取得は可能か?

公共料金の割引が受けられる、税金が安くなるといったメリットがある障害者手帳ですが、果たして発達障害という理由だけで取得することができるのかどうか、妻の実例を挙げて考えてみたいと思います。

その前に、障害者手帳についてお話を少々。

 

※妻の精神障害者保健福祉手帳

 

障害者手帳には

  1. 身体障害者手帳
  2. 療育手帳
  3. 精神障害者保健福祉手帳

の3つがあります。このうち妻のようなアスペルガー症候群、つまるところ大人の発達障害で取得可能なのが3の精神障害者保健福祉手帳となります

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取得の是非には地域差がある

実は、発達障害だけでこの手帳が取得できるかどうかは正直言って微妙です。

なぜならば、手帳の取得は各自治体の判断による部分が非常に大きく、その温度差にかなりのばらつきがあるからです。

ちなみに私が住む自治体では発達障害のみでの取得は非常に難しいらしく、妻は鬱病+発達障害ということで3級の手帳を取得するにとどまりました。

そもそもなぜ難しいのかというと、精神障害者保健福祉手帳を取得するには「日常生活にどの程度の支障があるのか」という項目が多数あり、大人の発達障害の場合は日常生活に支障が出るほどのものでは無いと判断されやすいからです。

そりゃそうですよね。実際、障害があっても普通に生活、仕事をしている方はたくさんいますから。

 

 

要するに、手帳の取得には障害を持つ個人の「日常生活レベル」が重視されるわけでして、そこで問題が無い以上は、医師が障害だと診断しても自治体では障害者として認めてもらえない場合もあるんです。不思議な話ですけどね。

それではどうして妻が手帳を取得できたのかというと、もちろん日常生活を営むのに大きな支障があったという背景ありますが、それよりも医師の診断がモノをいう部分が大きかったように感じています。

 

まずは信頼できる医師に相談する

さて、障害者手帳の申請にあたっては身体障害者手帳交付申請書、本人の写真、印鑑、そして医師の診断書が必要となります。(詳しくは各自治体の生活福祉課で相談するといいでしょう)

また、その診断書というのも精神保健福祉法第18条の精神保健指定医の書いたものでなければなりませんし、申請するにあたっては初診から6ヶ月経過していなければならないので、すぐに申請出来るものではないということを念頭に入れておいてください。

 

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このように何かと手間暇のかかる障害者手帳の取得ですが、トータル的に考えてみると一番の大きなポイントは医師の診断にあると言えます。次いで自治体の判断、といった具合ですね。

ということで、もし妻と同様に精神障害者保健福祉手帳の取得を考えている方がいらっしゃるならば、何はともあれ信用できる病院と医師を探すところから始めてください。そうすれば意外と簡単に取得できると思います。

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Posted by チャーリー